ウニ固定胚の観察

[準備]
ウニ固定標本
試験管・駒込ピペット(10セット)
ホールスライドグラス
顕微鏡

[方法]
1.固定標本を希釈する。

 固定標本セットは、中村理科工業で扱っている。
 16段階ほどあるものの中で、必要なもの(私は10段階)を選ぶ。
 1本の1/3程度を、試験管に入れた水道水10ml程度で希釈する。

ここから、生徒にホールスライドグラスに一滴持っていかせる(そのまま持っていかせると、そこの方に沈んでいる胚を全て持っていってしまうので、1回1回ピペッティングで攪拌してから持っていかせる)。胚がとれたかどうかは、肉眼で小さな点として確認できる。

2.観察する。
 
16細胞期        原腸胚         プルテウス幼生

 生徒実験では、各試験管にどの時期の胚が入っているのかがわからないようにし、各班ごとにそれぞれの試験管がどの時期のものかを当てさせる。

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